肌寒い季節が来ると思いだす、ちょっと悲しい出来事。


寒くなってくると、思い出す出来事があります。
それは、私が、27回目の誕生日を迎え、友人に祝ってもらえるという事で、ファミリーレストランへ向かった時の出来事でした。

数日前から、車の中から異臭がするなと思っていました。その時は、近所のおばさんを乗せた時に、漬物を持っていたので、その汁がこぼれてしまったのかな?と、次の休みに掃除しよう!位にしか思っていませんでした。

ところが、日にちが増すにつれて、異臭がひどくなってくるのを感じました。
一体何がどこで腐った匂いのようなものを出しているのかな?困ったな、匂いが取れないなと、いくら掃除をしても消えない匂いに困惑していました。

そんなある日、友人から誕生日会するからファミレス集合という号令がかかり、ワクワクしながらその現場へと向かいました。
その時です。友人を車に乗せた瞬間、友人が放った一言に、ぞっとしました。
「何?この匂い!死臭がするんだけど。」
「死臭?これって死臭なの?」
まさかこの異臭が、死臭だなんて全く想像もしていなかった私は、一気に血の気が引きました。

「車の中で何か死んでるかもしれないよ。見てもらった方がいいんじゃない?」
そう、友人に言われ、誕生日会そっちのけで、知り合いの整備士に連絡してみたら、「たまに、ネズミとか中で死んでることがあるからボンネットあけて確かめてみた方がいいよ。」と言われ、ちょっと怖いなと思いながらも、公園の駐車場でボンネットを開けてみました。
ボンネットを開けた瞬間、明らかにその異臭はここから出ていると言わんばかりの、強烈な匂いにみまわれました。

ですが、中をのぞいても、それらしい小動物の死体何て見当たらず、不思議に思ってボンネットを閉めようと思った瞬間、友人二人と私は、驚愕し、悲鳴をあげました。

「猫だ!猫が死んでる」

そうなんです。
ボンネットの一番手前のちょっとした隙間に、大きな大きな猫が、うつ伏せ状態で亡くなっていたのです。

異臭の原因は老齢化した猫の死体でした。
ショックでした。
よくある話ではあるといろんな方には聞きますが、実際にそれを自分の車で目の当たりにし、仮にも知らない猫とはいえ、何とも言えないほどショックで、いたたまれない気持ちになりました。

取り出してくれた方いわく、すごくきれいな状態だったそうです。
年老いた猫が、寒くなって車の中に入り暖まっているうちに亡くなってしまったんではないかなという見解でした。

猫が大好きな私は、本当にあれ以来、冬になるとあの猫の事を思い出し、車に近づく猫を見たり、駐車場に止まっている車の中から猫の鳴き声が聞こえた際は、なるべく車の持ち主さんにメモ等で「車の中から猫の声がするのでボンネットを開けてみてください」などと、貼り紙をするようになりました。

私が思う事は、これから初めて車を所有する人たちは、こういう想像もしないような出来事があるということを知ってもらいたいと思います。

エンジンをかけただけで運が悪いと絡まってなくなってしまう猫も多いと言われます。
そういう事故が少しでも未然に防げたらいいなと、そう、思います。

かかりつけ薬剤師を選ぶなら、よい薬剤師を!サインの前にチェックしたいポイント

「かかりつけ薬剤師」という言葉を知っていますか?
2016年の春から導入された制度で、かかりつけ薬剤師を患者が選ぶと、その薬剤師さんが、薬の飲み合わせや副作用など、薬について24時間全般的に相談に乗ってくれる制度です。処方箋が必要な薬だけでなく、市販薬やサプリメントとの飲み合わせもチェックしてもらえますし、必要なら訪問などもしてくれます。
いいことずくめのようですが、かかりつけ薬剤師さんは一定の経験があるなどの条件を満たしている薬剤師だけですし、患者一人につき1人しか選べません。また、かかりつけ薬剤師を決めた場合、患者がサービスを受けるごとに70点の診療報酬が発生します(3割負担なら210円)。
ですので、かかりつけ薬剤師の利用を勧められたときも、頼りになる薬剤師さんを選びたいですね。

では、どんなところをチェックして薬剤師を選んだらよいでしょうか。
まず、自宅から近く、自分が普段から必要な薬を常備している薬局に所属している薬剤師がよいでしょう。できれば、24時間での電話対応をしているところが望ましいですね。
そのうえで、薬を処方してもらったときに、どのような説明や質問をするかに注目です。ただ薬の名前を印刷したシールを渡すだけでなくお薬手帳の内容を確認し、記入漏れや記入されていないサプリメントなどの服用がないか、アレルギーの有無(家族も含め)などを聞くのは当然ですが、薬の効果や副作用、服用の際の注意事項をわかりやすく丁寧に説明してくれる薬剤師さんを選びましょう。
また、「飲み忘れたときはどうしたらいいですか」「いつまで飲みつづける必要がありますか」といった質問にもすぐに答えてくれるでしょうか。
「この薬が粒が大きくて飲みづらい」といった相談にも真剣に向き合ってくれるでしょうか。冷蔵庫で保管した方がよい薬、光を避けて保管すべき薬もきちんと指導してくれるかも要注意です(冷蔵庫に入れなくてもよいか、などと聞いてみましょう。「冷蔵庫にいれるとかえって結露してしまう可能性があるので常温で」などとすぐに説明してくれる薬剤師さんは安心ですね。)わからないことがあっても、すぐ確認して電話などで知らせてくれるなら、かかりつけ薬剤師にしたくなります。
さらに、こどもや高齢者の場合には体重をこまめに確認してくれるかにも注意です。こどもは成長しますし、高齢者も、病状等によってはすぐに体重が増減し、適正な薬の量が変わってしまうことがあります。

思いつくことを並べてみましたが、みなさんも、せっかくかかりつけ薬剤師さんを選ぶなら、専門的知識ときめ細かい対応を兼ね備えた薬剤師さんを選びたいですね!