新時代のめっき装置について


多くの方にとって『めっき装置』というと、溶けた金属の中に母材を浸たす湿式手順を想像されるかもしれません。
めっきというと「めっきが剥がれる」という言葉があるように安っぽい・古臭い技術という感じがします。

しかし現在。めっき技術は気相(ガス)を用いた手法へと進化しました。
これにより湿式で問題になる、金属溶液の回り込みやマスキングの問題により複雑な形状へのめっきが行いにくい点が改善されました。
めっきできる材質に関しても、金属以外にセラミックスなどの酸化物を選択できる様になったので、過去に用いられていた金属表面の見た目の改善や、表面状態の改質(耐摩耗性の向上やトタンなどの犠牲層による防錆効果の付与)のほかにも電子材料への使用範囲の拡大がなされ始めています。
電子材料は極めて大きな用途の裾野を持っています。

例えば、現在大手電線メーカーで開発中の超伝導電線には酸化物超伝導体が使用されており、その電線の製造にはめっき技術が用いられています。
この他にも四方を海で囲まれ、塩害の多い日本では重宝されている耐食性に優れた素材のガルバリウム鋼もめっき技術が使われています。
この様に、めっき技術は常に進歩を続け、その最新理論を実際の製造現場で実現できるように支えるめっき装置はお互いに日々進歩を重ね、新たな技術的要求や新たな産業に対応し続けています。
めっきは日本の産業や技術・未来を支えるのになくてはならないものなのです。

上村工業

礼儀を知る人知らない人…様々な就活生の姿

まだまだ寒い時期も抜けきれていませんが、その中でも時折感じる暖かな風に、春という始まりの季節を感じています。
次の始まりの季節に向けて、スーツを着て就職活動をしている学生さんを最近よく見かけます。
大方の学生さんがピシッとスーツを着て、化粧や髪型など綺麗に整えて見栄えの良い子が多いです。
でもその中でも、どこか感じる””初々しさ””から、次の新卒の学生さんなんだな?となんとなくわかるんですよね♪

最近そんな新卒就活生さんと関わる機会がございまして…。
いろんな人がいるな?と感じ、ワクワクしました。
大学ではキャリア系の授業や説明会もあるんでしょうが、マナーなど知っている人は恐らく少ないです。
それでも、元気な声で丁寧に挨拶をされたり、資料の受け渡しを両手で行うなどされている人が多く感心致しました。
特に、まず一番初めに言う「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶だけでなく、「??と申します。本日は宜しくお願い致します」といった丁寧な挨拶や、対応するたびに「ありがとうございます」と目を見て笑顔で言ってくれる人もいて、まだ就職活動始まったばかりの人が多いのによく出来てるなぁ…と思いました。

その分…と言うとおかしいかもしれませんが、「?っす」みたいななんちゃって敬語や、資料を片手でサッと渡しちゃう人、また定刻時間より遅刻しても走らず歩いて向かってくる人を見たときは苦笑してしまいました…ですが、どこかで礼儀を学んだり経験しない限りは誰だって皆さん分かりません、初心者です。
なのでこうして社会に出ていくにつれ、その人達も少しずつ学んでいったらいいなと思います。

びっくりする程礼儀正しく丁寧な人から、「あ…これはちょっと…」とつい思ってしまうような少し失礼だったり意識の低さを感じてしまう言動の人まで、様々な就活生がいるな?と思いながらたくさんの就活生も触れ合いました。
礼儀のあれこれを話してしまいましたが、失敗を恐れずどんどん失敗していろんなことを心から学び納得し、そして自分らしく就活をして、相性の良い素敵な会社で働けますように…。
陰ながら応援していますよー!♪